いつかは必ずおとずれる大切な家族との別れ。とてもつらく悲しいことです。
愛する家族が亡くなった時に安らかに旅立てるよう、準備してあげられることは何か?
ご家族にしていただきたいことをまとめてみました。

  まぶたや口が開いている場合は閉じてあげましょう。



口は布などで閉じた状態で固定し、まぶたは親指と人差し指でやさしく閉じて、5分から10分ほどおさえましょう。もしまたまぶたが開いた場合は、同じことを繰り返します。
どうしてもまぶたが閉じない時もありますが、そのときは無理に閉じずに開けたままにしてください。きっと空に帰るまで、家族の姿を見ていたいのでしょう。

ペットが亡くなったら

  体を寝ていた時のようにしてあげましょう。



体が伸びきった状態の場合は、やさしく手足をまげて、寝ていた時のような姿にしてあげます。
伸びきった状態だとお棺に入らない場合がありますし、リラックスしているときと同じ姿にしてあげると、きっと安心して旅立てることでしょう。

ペットが亡くなったら

  体をきれいにしてあげましょう。



やさしく毛並みを整えて、濡らしたタオルやガーゼを使い体全体をきれいにしてあげましょう。
口や鼻やお尻がよごれている場合は、特にきれいにしてあげてください。 亡くなってしばらくすると体液が流れでることがあるので、先にペットシーツや汚れてもいいバスタオルの上に寝かすとよいでしょう。

ペットが亡くなったら

  きれいにしてあげたら箱などに安置してあげましょう。



体をきれいに整えたら箱などに安置して、体が傷まないようにお部屋の温度を下げるか、保冷剤などで冷やします。
水分が直接体に触れると傷みが早くなるので、保冷剤をタオルなどにくるんで置いてください。特におなかの辺りや頭を中心に冷やします。
夏場は気温が高く傷みが早くなりますので、室温や保冷剤の様子をこまめにみてあげましょう。

ペットが亡くなったら

  旅立つ家族のためにお別れの会をしてあげましょう。



安置ができたら、大好きだった食べ物やお気に入りのおもちゃなど供えて、お別れの会をしてあげましょう。
家族になった日のこと。一緒に遊んだこと。いたずらしたこと。ささえてくれたこと。 たくさん思い出してあげてください。
涙があふれてとまらないと思いますが、どうぞたくさん流してあげてください。
亡くなった家族を想って泣くのは、最大の供養になるといわれています。

ペットが亡くなったら


気持ちが落ち着いたら、どう送ってあげるか考えましょう。

「供養について」のページで、色々な供養についてご紹介しています。